大学生akiの日常

都内某大学に通う理系大学生の日記。日常を発信します。

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【就職活動】面接で「君の大学じゃバリューないよね」と言われて

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今回は、私がある企業の面接で言われて驚いたことに関して話したいと思います。

字面だけ見るといわゆる圧迫面接のようなものに見えますが、突きつけられた質問の本質(?)と、垣間見える現実の厳しさに身震いしました。

 

 

経緯

私は大学3年の5月ごろから就職活動に関する情報収集を始め、それから10ヶ月ほど就活を行っていました。

 

比較的採用活動の早いコンサルティング業界を志望していたこともあり、11月ごろからは早期選考を含めた選考に挑んでいました。

 

目指すならば高みを目指したいと思い、難関と言われるような企業ばかりを受けていましたが、やはりそう甘いものではなく、祈られる日々でした。

 

違う業界にシフトした方がいいのだろうか...と思いつつも、やはり諦めきれずに就活をしていた2月某日の出来事です。

 

ある企業のグループディスカッション、何度か面接に通過し、次の面接でその出来事がありました。

 

「君の大学じゃバリューないよね」

1対1の面接で、面接官である現役コンサルタントの方とある程度お話をした後、私の資料を眺めながらその方が仰いました。

 

「新人コンサルタントとして働く上で、君の大学じゃバリューがないよね。」

 

思わず、言葉に詰まってしまいました。

 

まさかここにきて学歴のことを言われるとは...。

 

これはまずいぞ、と冷や汗を感じていると、続けて

 

「実績がない中で、君と東大出身のコンサルタントだったら後者をとると思うけど、君はそれをどう乗り越える?」

 

と仰いました。こちらが本題でした。

 

これは自分の中ですんなりと納得してしまった記憶があります。

実績もない。コネクションもない。そんな新人に対してクライアントが評価できるのは、過去のデータ「学歴」なのだと。

これに対して私は、自分がこうしたいと思ったことを率直に言いました。

 

私の中の「正解」

この質問に対して正解は人それぞれだと思います。以下は私が述べた大まかな内容です。

 

先の質問に対して私は、

 

学歴という土俵で差を埋めることはできない

そこで負けているということを認めた上で、コミュニケーション力や努力する姿勢で補填するしかない

 

と答えました。

 

これからの1年間で開いてしまった差を埋めることはできる、それを実績や信頼として形にしていきたいと思い、回答しました。

 

この質問を受けて

正直、私はこの質問を受けて、最初はまじか、と思いました。

 

ですが、この質問を通して、社会における現実の厳しさを教えられたり、逆境にどう立ち向かうのかを見られたりした気がします。

 

学生側の意見であるため、本質とは異なるかもしれませんが、少なくとも私はそのように感じられました。

 

後で聞いた話ですが、その面接官の方も新卒の際、学歴に関して苦労をしたそうです。

自分が経験した苦労を経験する覚悟があるのか、この学生はどう乗り越えるのかを見られていたのでしょうか。

 

その後

その面接の後、ありがたいことにその企業から内々定をいただくことができました。

 

この質問があったことで、学歴ではなく自分自身を評価してもらえたような気がしてとても嬉しく思いました。

 

一見強い言葉に感じるものでも、自分の未熟さに気づかされ、叱咤激励のように感じました。

 

就職活動を終えた今でも、何かしら自分のバリューを見つけようと模索しています。